まっち:オーロラはどうしてできるの?
モンド:いい質問だね、まっち!空にあんなきれいな光が出るなんて、不思議だよね。
まっち:なんか光ってるけど、なんであんな色になるの?
モンド:それ、すごくいい視点だよ。じゃあまず、オーロラがよく見える場所って、どこか知ってる?
まっち:北のほうとか?
モンド:そうそう、北の空に見えることが多いよね。じゃあ、北の空の上のほう、宇宙の近くには何があると思う?
まっち:えーと、大気?空気?
モンド:正解に近いよ!地球をおおっている「大気」っていう空気の層があってね、その中でもとくに高いところにあるのが「電離層」っていうんだ。聞いたことある?
まっち:なんとなくあるかも。電気があるの?
モンド:その通り!太陽から飛んでくる「太陽風」っていうつよいエネルギーが、大気の電気と出会うと、光が出るんだよ。さて、まっち、光が出るってことは、どんなことが起きてるのかな?
まっち:えー、ぶつかってるとか?
モンド:大正解!小さな粒がぶつかることで、エネルギーが出て、それが光になるんだ。オーロラはその光の一つなんだよ。じゃあ、あのカラフルな色、どうしていろいろあると思う?
まっち:色のちがう粒があるの?
モンド:おっ、いい読みだね!実は「ぶつかる相手」がちがうと、出る色も変わるんだよ。たとえば、酸素にぶつかると緑色になることが多いんだ。じゃあ、他に空気の中にあるものって、何があるかな?
まっち:窒素?
モンド:よく知ってるね!窒素とぶつかると、ピンクや紫に見えることがあるんだよ。じゃあまっち、オーロラって、天気みたいに毎日あるのかな?
まっち:たまにしか見えない気がする。
モンド:そうだね、太陽の活動が元気なときにたくさん見えるんだ。つまり、オーロラって、地球と太陽がつながってる証なんだよ。
まっち:なんかかっこいいね。
モンド:うん、とってもロマンがあるよね。いつか実際に見に行けたら、もっと感動すると思うよ!