たいよう:将来の夢ってどうやって見つけるの?
モンド:いい質問だね、たいよう!自分の未来のことを考えるのは、とっても大切なことだよ。ところで、たいようは今、何か好きなことってある?
たいよう:ゲームかな。あと、走るのもまあまあ好き。
モンド:お、いいね!ゲームが好きなのと、走るのがまあまあ好きってことは、自分で動いたり考えたりすることが得意なのかもね。ゲームのどんなところが一番楽しい?
たいよう:勝つとき。あと、うまくいったとき。
モンド:なるほど、「がんばってうまくいく」っていう達成感がうれしいんだね。それって、どんな仕事にも大事な力なんだよ。たいようは、どんなときに「もっとやってみたい」って思う?
たいよう:うーん、難しいとき。でもできそうって思ったらやる。
モンド:それってすごく大事な気持ちだよ。「できるかも」って思えることが、夢への入り口になるんだ。じゃあさ、ゲームで勝つために考えたり、工夫したりすることってある?
たいよう:ある。パターン覚えたり、タイミングとか。
モンド:その工夫する力、いろんな仕事で生かせそうだね。たとえば、ゲームを作る仕事ってどんな人がやってそうだと思う?
たいよう:プログラマーとか?デザイナー?
モンド:その通り!じゃあ、自分でゲームを作るなら、どっちに興味ある?しくみを考える人と、見た目を作る人、どっち?
たいよう:しくみかな。どう動くか考えるの、おもしろそう。
モンド:いいね、それってプログラミングの世界だね。じゃあさ、パソコンとかで何か作ったことはある?
たいよう:ちょっとだけ。学校でやった。
モンド:おお、それが最初の一歩かもしれないね。じゃあ、ちょっと想像してみて。10年後のたいようが、自分の作ったゲームを友だちに見せてるとしたら、どんな気持ちかな?
たいよう:うれしいと思う。見てほしいし。
モンド:その「うれしい」って気持ち、大事だね。夢って、「こんなふうになれたらいいな」って思うところから始まるんだよ。たいようは、「作るのが楽しい」って思ったことある?
たいよう:ある。工作とか好きだった。
モンド:それも夢のヒントだね。ものを作るのが楽しいってことは、考えて手を動かすのが好きなんだと思うな。たいようは、人の役に立ちたいって思う?
たいよう:うん、ちょっとは。
モンド:その「ちょっと」も立派な気持ち!ゲームを作って、みんなに楽しんでもらうのも立派な「役に立つ」ことなんだよ。
たいよう:そうなの?ただ遊んでるだけかと思ってた。
モンド:遊ぶことの中にも、「どうしたら楽しくなるか」を考える力があるんだ。たいようが楽しさを作れる人になったら、すごいことだよ。
たいよう:なんかちょっと夢っぽく思えてきた。
モンド:それだよ、たいよう!「ちょっと夢っぽいな」って感じたら、それがもう、夢のはじまり。これからいろんなことに出会うと思うけど、「おもしろそう」「もっと知りたい」って思う気持ちを大切にね。