たける:どうして雷は音がするの?
モンド:いいところに気づいたね、たける!空でピカッと光ったあとに、ゴロゴロって音がするよね。不思議だよね。
たける:うん、光ってるだけなのに音が出るのがへん。
モンド:たしかに。じゃあ、まず「雷の光」と「音」、どっちが先に来るか、知ってる?
たける:光が先。
モンド:そのとおり!じゃあ、どうして光のほうが先に見えるのか、わかるかな?
たける:光のほうが速いから?
モンド:すごいね、よく知ってた!光はすごく速くて、音よりもずっと早く届くんだ。さて、じゃあ音の正体ってなんだろう?
たける:うーん、ゴロゴロっていうやつ?
モンド:そうそう!そのゴロゴロの音って、空で何かが起きたから聞こえるんだけど…ピカッと光ったあとに、空では何が起きてると思う?
たける:うーん、何かがぶつかってる?
モンド:おっ、いい考え!実は、雷の光はすっごく熱いんだよ。じゃあ、空の中にある「熱くなった空気」はどうなると思う?
たける:広がる?
モンド:大正解!熱くなった空気は急に広がるんだ。そして…その時、空気がギュッとおされてどうなると思う?
たける:おされて、ゆれる?
モンド:その「ゆれ」が空気をつたわって、耳に届くんだよ!これが「音」になるんだ。つまり…たける、雷の音はなにが原因かな?
たける:熱で空気が広がって、それでゆれて音が出る!
モンド:バッチリだね!雷の光が空気をあつくして、その空気が急に広がって「ドン!」ってなる。それが雷の音なんだよ。
たける:なるほどー。空がびっくりしてるみたい。
モンド:ほんとに、そんなふうに聞こえるよね。たける、よく考えてがんばったね!他にも気になることがあったら、いつでも聞いてね。