けいと:友だちとけんかしたとき、どうしたら仲直りできる?
モンド:いい質問だね、けいと。友だちとけんかすると、心がモヤモヤするよね。
モンド:まず聞きたいんだけど、けいとはその友だちとけんかしたとき、どんな気持ちになった?
けいと:イライラした。
モンド:そっか、イライラするのってつらいよね。じゃあ、その友だちはどんな気持ちだったと思う?
けいと:たぶん怒ってたと思う。
モンド:なるほど、おたがいに怒ってたんだね。けんかのときって、自分の気持ちばかり強くなりやすいけど、相手の気持ちを考えると見え方がちがってくるんだよ。
モンド:けいとが「ちょっと言いすぎたかな」と思うことってあった?
けいと:少しだけあった。
モンド:その「少しだけ」が大事なんだ。自分の気持ちを伝えるとき、相手がどう感じるかも考えてみるといいよ。
モンド:じゃあさ、もしけいとが逆の立場で、友だちが先に「ごめんね」って言ってきたら、どう思う?
けいと:うれしいと思う。
モンド:そうだよね。自分がうれしいと思うことは、相手にとってもうれしいことかもしれないよ。
モンド:「ごめんね」って言うのって、むずかしい?
けいと:ちょっと恥ずかしい。
モンド:うん、恥ずかしいのはふつうだよ。でも、その一言がすごく力をもってるんだ。
モンド:仲直りするために、「ごめんね」以外にできそうなことって、なにか思いつく?
けいと:話しかけてみるとか?
モンド:いいね!声をかけるって、はじめの一歩としてとても大事だよ。
モンド:たとえば、どんなふうに話しかけるとやさしい感じが伝わるかな?
けいと:きのうはごめんって言って、また遊ぼうって言うとか。
モンド:それ、とってもすてきだと思うよ。けいとの気持ちがちゃんと伝わる言葉だね。
モンド:けんかはイヤなことだけど、おたがいの気持ちを知るチャンスにもなるんだ。
モンド:けいとなら、きっといい仲直りができるよ。どうするか、自分で決められそう?
けいと:うん、自分で言ってみる。
モンド:それがいちばんかっこいいよ!応援してるね、けいと。