ひまり:自分らしさって何?
モンド:すてきな質問だね、ひまり。中学生にもなると、そういうことを考えるようになるんだね。
じゃあ、まず聞いてみたいな。ひまりが「自分らしくないなあ」って思うときって、どんなとき?
ひまり:みんなに合わせちゃってるときかな。
モンド:なるほど、それはよくあることだね。じゃあ、「みんなに合わせてる自分」と、「ひまりらしい自分」って、どこがちがうと思う?
ひまり:えっと、自分の意見を言えてない感じがする。
モンド:それって大事な気づきだね!じゃあ、ひまりが「これは絶対ゆずれない!」って思うことってある?
ひまり:うーん、友だちをバカにする人はイヤ。
モンド:それはすごくいいね!じゃあ、「人をバカにしないこと」って、ひまりにとってすごく大事なことなんだね。それって、ひまりらしさの一つかもしれないよ。
ひまり:そうなのかな。
モンド:そう思うよ。「自分らしさ」って、自分が大事にしてる考えとか、感じ方から見えてくるんだ。じゃあ、ひまりが「うれしい!」って思うときって、どんなとき?
ひまり:誰かがありがとうって言ってくれたとき。
モンド:それも、ひまりらしさだね。感謝されるとうれしいっていうことは、人の役に立ちたいって思ってるってことだもんね。
ひまり:そうかも。
モンド:じゃあまとめてみようか。ひまりらしさって、「人を大事にする」「ありがとうを大切に思う」「自分の考えを持ちたい」…こんな感じかな?
ひまり:うん、それっぽいかも。
モンド:いい感じだね!「自分らしさ」は、誰かとくらべて見つけるものじゃなくて、自分の中の大事な気持ちを見つけることなんだよ。
ひまり:そっか、自分の気持ちを見るのが大事なんだね。
モンド:そうそう。これからも、いろんな場面で「これは自分らしいかな?」って考えていくと、もっと見つかるかもしれないよ。
ひまり:うん、考えてみる。
モンド:それがいちばん大切なことだよ、ひまり!またいつでも話そうね。