あいり:日本と外国で食文化が違うのはなぜ?
モンド:いいところに気がついたね、あいり!毎日のごはんって、国によってぜんぜんちがうよね。じゃあまず聞くけど、日本ではどんな食べ物をよく食べるかな?
あいり:ごはんとか、みそしるとか。
モンド:うんうん、和食の代表だね。ごはんはお米から作るよね。ところで、お米ってどんなところでよく育つか知ってる?
あいり:水がいっぱいあるところ?
モンド:そう!日本は雨が多くて、水がたくさんあるからお米作りにぴったりなんだ。それじゃあ、あんまり雨が降らない国では、どんな食べ物が多くなると思う?
あいり:うーん…パンとか?
モンド:正解に近づいてるよ!パンは小麦から作るんだ。小麦は日本より乾いた場所でも育つから、ヨーロッパや中東ではよく食べられてるんだよ。じゃあさ、食べ物って気候以外にも何かの影響を受けると思う?
あいり:その国の文化?
モンド:おっ、いいね!たとえば、ある国では牛を食べない人もいるんだけど、それはどうしてだと思う?
あいり:信じてることがちがうから?
モンド:そう、そのとおり!宗教や考え方も食文化に関わってくるんだよ。じゃあ、ほかに日本と外国で食文化がちがう理由って何があると思う?
あいり:うーん…昔からの習慣とか?
モンド:大正解!昔からの習慣や歴史も大きなカギなんだ。たとえば、日本では魚をたくさん食べてきたけど、それは島国だからだね。じゃあ、大陸のまんなかの国では何が多いと思う?
あいり:肉かな?
モンド:その通り!広い土地で動物を育てやすいからね。食文化のちがいって、気候・信じていること・昔からの習慣、いろんなことが合わさってできてるんだ。あいりは、どれが一番おどろいた?
あいり:やっぱり信じてることがちがうと、食べるものも変わるのがびっくり。
モンド:うん、それってすごく大事な気づきだよ。だから、いろんな国の人と話すときは、その人の食文化も大切にできるとすてきだよね。あいり、すばらしい探究心だったよ!